知ってる!?
創業188年老舗酢屋の六代目が教える
お酢について最新の効果効能情報vol.2!!
【身体編の巻】
目次
皆様いかがお過ごしでしょうか?
旧肥前国(現:佐賀県)で創業し、189年を迎える右近酢屋六代目の右近諭志です。
前回はお酢に関する情報を【美容編】としてお話ししました✨
多くの方より反響を頂き、深く御礼申し上げます!
(見てない方はhttps://sagavinegar.co.jp/burogu/6845.htmlよりどうぞ)
そこで今回はお酢の更なる効果、効能として【身体編】をお伝えしたいと思います👍
年齢と共に疲れが抜けず、
毎日の仕事や家事、育児にもため息が出ている方も多いかと思います。
特に女性の方は肩こりや腰痛、更年期症状によるめまいや関節痛、
男性は主に肥満による成人病に悩みを抱える方も増えています😢
そこで、日々の生活スタイルに「お酢」を加えてみてはいかがですか̟̟✴︎
お酢は調味料としても不可欠ですが、
身体に良いとされる効果効能が、
数多くございます。
是非、お酢を意識した生活で、
楽しく、元気な生活を目指しましょう❗️
お酢の話しを始める前に、
上記は何のランキングだと思いますか❓❓
ある雑誌社が発表したランキングをクイズ形式に変えております。
ヒントは、三位の牛乳と、四位のレーズンパンです!🍞
小学生なら、ピン!!💡と閃く問題ですが、
正解は・・・・・↓↓
↓
↓
↓
↓
「子供が苦手な給食ランキングです!!」
なるほどー!や、確かに!と思う方も多いかと思います🙋♂️
(レバーは給食にでた記憶は薄いですが)
お酢を買いにきたお客様にも聞いてみると、
幼少期の給食で、「酢の物が酸っぱくて苦手だった」、「酢と甘いみかんが合わさるサラダが苦手だった」等、様々に聞きます(*´Д`)
今でもが給食嫌いなものランキングの上位は酢の物が定番ですが、
そんなお酢の酸味である酢酸(さくさん)やクエン酸には、本当に素晴らしい効果があります。
ではお酢の効果として期待できる疲労回復についてお話ししたいと思います。💪✨
【疲労回復について】
まずは疲労回復についてですが、
お酢が「疲労回復に良い」とされる理由の一つに、
上記の「TCAクエン酸サイクルを円滑にする」という特徴があります。
クエン酸サイクルは、クレプス回路とも呼ばれ、エネルギーが燃焼されるまでの流れを示しています。
体内に入った食べ物はデンプンがブドウ糖に、タンパク質は各種アミノ酸に、
脂肪はグリセリンと脂肪酸に分解されます。
これら分解された分子が、酸素とクエン酸の力で燃焼され、エネルギーとなります。
エネルギーが不完全燃焼を起こすと、燃えカスとして乳酸が蓄積され、
精神的にイライラしたり、肩こり、腰痛の原因となります⚡⚡
そこで、不完全燃焼を予防するのにお酢が大活躍致します!!
主成分である酢酸、クエン酸が体内に蓄積された乳酸を二酸化炭素と水に分解し、
スムーズに燃焼を促すことで乳酸を軽減し、疲れを和らげます🙌✨
さらに疲労を感じるのは「グリコーゲン」の不足も原因と言われています。
お酢と一緒に糖質を摂取すると、再補給が促進されて、早い疲労回復に期待できます。
体質も酸性からアルカリ性へと変化してくれるので、
妊娠中の女性にもお酢はオススメです!✨
【肩こり・目の疲れを軽減】
スマートフォン、パソコン、テレビ等を視聴すると長時間、固まった姿勢が続き、眼精疲労や、肩こり、腰痛を引き起こす原因となります。
これらを改善するには決めた時間で休憩を挟み、目を休ませることが大事です。
更に、ストレッチで軽く身体をほぐして血流を促進して下さい。
また積極的に「お酢」を摂取してください。
含有する酢酸により血流が促進され、
クエン酸サイクルにより疲労回復が早くなり、早期回復に期待できます。
【二日酔いを軽減】
コロナウィルスにより宅飲みが多いかと思いますが、
折角の楽しいお酒でも、限度を超えると二日酔いになります🍶
そもそも二日酔いは、飲んだ分のアルコールに対し、内臓での分解・吸収が追い付かない状態です✖
通常、アルコールを摂取した場合、肝臓で分解され、
毒性の強い「アセトアルデヒド」になり、
分解酵素の働きで酢酸となり、
最終的に炭酸ガスと水として排出されます🔁
この分解・吸収がスムーズであれば二日酔いをが軽減できますが、
日本人はアセトアルデヒドを分解する酵素が先天的にかけており、
欧米人に比べると「お酒に弱い」と言われております🍶✖
そこでお酒のお供に「酢の物」を活用ください🥗
もずく酢や酢ダコ、ドレッシング&お酢をかけたサラダ、
さらにお寿司などがおすすめです🍣
お酢には肝臓のはたらきを活発にし、
代謝機能を促進する効果があります。なので、お酒を飲むときは、
酢の物をたべることで二日酔いを防止することができます。
また深酒した日も翌朝にコップ一杯のお水に大さじ一の醸造酢を混ぜて飲んでください。
ムカムカする感じが解消され、多少ラクになります😉👍
【夏バテ解消】
高温多湿な日本は不快指数が高く、
自律神経の働きが悪くなります☀
特に冷たい飲み物や糖質のとりすぎで
胃の働きが鈍くなり、体がだるい⤵️元気がない⤵️食欲がでない⤵️と悪循環となり夏バテ症状となります。
夏バテ対策はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、汗と共に失われたミネラルの補給が大事です。
これらの栄養を取るため三度の食事をしっかりと取り、
お酢や、柑橘類を使った料理、飲む果実酢ドリンクが役に立ちます🥤
お酢は食欲増進効果はもちろん、
消化液の分泌を促し、疲れがちな胃を元気にします。
【食欲増進効果】
食欲がないときは是非お酢を活用してください🍳
お酢のさわやかな酸っぱさが口に入ると
味覚、嗅覚を刺激して摂食中枢に働きかけ
自然と唾液が出てきます。
唾液が分泌されると連動して胃の働きも活発になり、
胃液を分泌して消化を始めようとします。
(スタンバイ状態)
また食べ物が飲み込みにくいお年寄りにも酢を利用した料理を最初に出すと、
自然と唾液がでて、のどを通りやすくなります。
ただ、胃潰瘍や胃酸過多症の人にはお酢の刺激が強すぎるため、
料理用にはお酢の使用を少量にとどめてください。
【花粉アレルギーに効果的!?】
2020年にNHKで放映された「花粉アレルギー改善の情報番組」にて、
お酢が花粉アレルギーの改善に効く!?と発表されました。
特にお酢に含まれる酢酸菌(さくさんきん)が
花粉の症状による鼻汁の改善、
くしゃみの回数軽減など、
予防に効果的として話題になりました。
しかもアトピーによる赤み改善もみられたとのことです。
ただし、注意して頂きたいのは、
市販のお酢には含まれにくい酢酸菌が
効果を高めます。
酢酸菌はお酢を発酵する際に必要となる大事な菌ですが、
お酢を製造する際に、濾過や、殺菌により残らないとされます。
そこで、一番のおすすめは出来立てのお酢ということで、
弊社では下記の商品(濁りりんご酢)をおすすめしております。
気になるかたはチェックして頂き、
効果を体感してみてはいかがでしょうか😄
【高血圧改善に期待】
酢に血圧上昇を抑制する働きがあることは、
ラットの実験等で実証されております🐭
(血圧には個人差がありますが、高血圧は心臓病、脳卒中、腎臓病を引き起こします)
特にお酢の主成分である酢酸が働くことで
血管を広げるアデノシン(物質)に働きかけ、
血圧の上昇を抑える効果が証明されています✨
大手食酢メーカーの研究では一日にお酢を、
大さじ1摂取すると、1か月半で明らかな血圧降下が表れ、
大さじ2を摂取すると、さらに早く効果があらわれることがわかっています💡💡💡
お酢の摂取時間ですが、1日の中で朝起きてから、急激に血圧が上がり始めます☀
なので朝の起床後、お酢を摂取することで
血圧の上がり方を緩やかにするとの言われております😉👍
ただし、空腹時のお酢を飲むには要注意です!!⚠️⚠️⚠️
胃が荒れたり、ムカムカを感じる場合があるので、10倍以上希釈してお飲みください❗️
【糖尿病予防】
人間の体内では、糖質(炭水化物)と脂肪、
たんぱく質の3つのエネルギーとなって燃焼し、活動の源となります。
このうち糖質は、すい臓で作られるインスリンの助けによって、脳や筋肉へ送り込まれエネルギーとなります。
しかし過食によるぶどう糖の過剰供給や
運動不足によるエネルギー消費の停滞が続くと、
細胞に取り込めるぶどう糖が限界となり、正常に働かなくなります。
こうなると、いくら食べても細胞にぶどう糖が届かなくなりやせ細るばかりです。
これが糖尿病です😢
糖尿病になると身体がだるかったり、のどが渇いたり、トイレが近くなる症状が出てきます🚽
そこで糖尿病予防には、栄養のバランスがとれた食事と運動、更にお酢の摂取がポイントです💡
お酢にはクエン酸や酢酸が含まれ体内に入った食物を効率よく燃焼(クエン酸サイクル)させることで糖質の利用率を高め、
有害物質を残さない働きがあります。
野菜、きのこ、こんにゃく、海藻類と一緒にお酢を摂取するとより効果的です😉👍
【コレステロール値を下げる】
近年は「健康」をテーマに各局テレビ放映され人気となっております📺
身体において「サラサラ血液」「ドロドロ血液」と言ったワードは気になる方も多く、
健康的な生活を送るには、サラサラ血液が好ましいと言われております!!
ではドロドロ血液の状態とは、どんな状態かと言いますと、
血管の壁面(へきめん)に中性脂肪(ちゅうせいしぼう)やコレステロール等の脂肪が
溜まりやすくなった状態です⚠️
そのため、血流を阻害し、放置すると動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすキッカケにもなります🚨
主な原因としては食生活の変化と言われています。
戦前は魚、野菜を中心にした日本食でしたが、
現在は肉中心による食事が増え、
動物性脂肪の摂取によりコレステロールの値が高くなっております。
コレステロール値を改善するには悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことが大事です。
そこで、お酢の出番です!!
お酢は善玉菌を増やす効果に期待でき、
(疲労回復でも紹介)のクエン酸サイクルにより体質を改善します。
オススメはアミノ酸豊富な玄米黒酢や純米酢です。
【腎臓の働きを強化】
絶えず大量の血液が流れ込み、
浄化作業をするのが腎臓(じんぞう)です🅰️🅱️🅾️🆎
血液中から老廃物を取り出し「尿」として排出します。また、血圧を調整するホルモンや、骨を丈夫にする働きをもつ、ビタミンDを作り出す働きもしています。
そんな腎臓ですが、有害食品(添加物・農薬)の蓄積、疲労やストレス、塩分のとりすぎ、酒、たばこにより腎臓障害を引き起こします🚬✖
一度症状が発生すると、治療が難しいと言われております。
そこで対策として積極的にお酢を摂取してください。
お酢は尿の量を増やすことによって、体内の有害物質を洗いながすばかりでなく、
血液中のたんぱく質の量をふやし、腎臓の弱っている組織を修復させる力をもっています✨
お酢の摂取では酢漬けの料理がおすすめです。
大豆、ピーナッツ、卵、にんにく、シイタケ、らっきょうなど、
いつも食卓へ置いておくと手軽に摂取できます🍳
【尿酸の増加を抑え、痛風の予防へ】
痛風は、風が吹いても激痛がはしるほどのやっかいな病気です⚡️
足の指やひざなどの下股から痛み出すのがほとんどです。
主な原因は、過剰なたんぱく質の摂取などで、アミノ酸代謝の副産物であるアンモニアが異常に増え、体内の尿酸が高くなってしまうことです⚠️
通常、尿酸は腎臓から尿と一緒に体外に排出されますが、増えすぎると腎臓の働きが追い付かなくなります。
それらが関節部分にたまって痛み出します⚡️⚡️
そこで、日ごろの検査に加え、痛風予防にお酢をご活用ください。
体内でアミノ酸から尿素が生成される過程にお酢は大きく関与し、尿酸の排泄量を増加させると言われています❗️
また、お酢を取り続けると、酸性に偏った血液を本来の弱アルカリ性に戻す効果もあります👍
【おまけ:お酢って動物に効くの?】
以上、お酢の効果・効能、身体編として約11項目について説明致しました。
お酢の効果は様々に有効と証明され、
本当に優秀な調味料であると断言できます❗️
ただ、人間には効果的とされるお酢ですが、
動物にもお酢の効果効能があるのでしょうか??
じつは各研究機関で動物実験による成果が紹介されています。↓↓🐶🐱
⑴愛媛大学:ネズミを使った実験で、玄米黒酢が血圧をあげる酵素を抑制し血圧を降下させる作用をすることが判明。さらに肥満防止に関しても立証しました。
⑵九州大学:お酢には抗肥満作用をもつアミノ酸があることが判明。
⑶昭和大学:玄米黒酢が、善玉コレステロールを約20%も増加させることがネズミを使った実験で確認された。
⑷岩手医科大学:玄米酢を与えたネズミは30%も尿が増えて、しかもタンパクはでず、腎炎が改善された。
これらの研究成果によりお酢の成分はネズミなどの動物には、肥満、高血圧、動脈硬化、腎炎などに有効な成分が含まれていると考えられます。
お酢って本当にすごいですよね!!( ゚Д゚)
ただ、匂いや味の変化に敏感な犬や猫にお酢を与えるには非常に難しく実用化には課題が多いみたいです😢💦
皆様いかがでしたか?
お酢の凄さが少しは感じ取っていただけたでしょうか🤗
専門的すぎて難しいと思う方も、
図書館や本屋に沢山の専門書がございます📚
より詳しく、分かり易く掲載してあるので、
気になる方は、是非チェックしていただければと思います✅
お酢の効果効能【身体編】として11項目説明致しましたが、最後まで閲覧いただき誠に有難うございました。
また、次回もお酢について6代目常務がお話したいと思います🙇♂️
お楽しみに🎶
【美容編】https://sagavinegar.co.jp/burogu/6845.html
㋑創業1832年/天保3年
有限会社サガ・ビネガー(右近酢)
代表取締役 右近雅道
〒840-0861
佐賀県佐賀市嘉瀬町中原1969-5
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