お酢の活用マジック!いろんな効果とは!?

お酢の活用マジック!色んな効果

3月29日(木)

4月は暖かい陽気となり桜が満開になります。家族や、職場の方とお花見へ出かけたり、外食の機会も増える季節です!そんな季節には「お酢」を活用し、元気な日々を過ごしてみませんか?(^_^)
本日は調理に使えるお酢の効果について、皆さんにお知らせいたします。

①食中毒を予防
お酢を薄めたもの、またはお酢に塩を加えたものは食中毒などを引き起こす微生物を短時間で死滅させます!大腸菌やO157のような体制が強い細菌にも酢の有効性が確認されています!
調理例)おにぎり:水の代わりに酢を手に付けてから塩をつけて握ります。
調理例)ハンバーグ:ひき肉300gに対し酢小さじ1を加えて作ると防腐効果が高まり、味も引き締まります。

②減塩に役立つ
酢を加えるとしっかりした味になり、減塩しても物足りなさを感じません。酢を0.14%入れただけで、塩分を0.34%含んだものと同等に感じることが報告されています。
調理例)天ぷらの衣に酢を少量加えると、カラッと揚がり、塩無しでもおいしく食べられます。
③カルシウム溶出を促進
殻つきの貝や鶏肉の骨などを煮るさい、煮汁に酢を少量加えて煮込むと、これらに含まれるカルシウムなどのミネラルが多く溶出します。殻つきあさり100gを使用したスープではカルシウムが95mg溶出しますが、ワインビネガーを加えると120mgになり、明らかに多くなるデータもございます。
調理例)鶏がらスープを作る際に、水2Lに生姜少々、にんにくを少々、さらに酢大さじ1を加えると、カルシウムの溶出を助け、味に深みがでます!
④肉や魚の骨を軟らかくする
手羽先や肉などを酢に漬け込んだり、酢と一緒に加熱すると、軟らかくなり、骨離れも良くなります。
⑤油っこさを緩和
こってりした料理に加えると、油の粒子が細かくなり、油っこさを和らげます。
調理例)豚肉の和風ソテーやあんかけ焼きそばなどの中華料理に酢をかけると、油っこさがやわらぎ美味しくなります。
⑥色を鮮やかにする
生姜やミョウガなどを酢につけるとピンク色に、カリフラワーやゴボウ、レンコンなどに酢を加えるて茹でると白くなります。紫キャベツは綺麗な赤紫色に。
調理例)紫キャベツの酢漬け:紫キャベツ(千切り)100gを熱湯にさっと通して湯切りし、りんご酢大さじ2、砂糖小さじ2、塩少々であえると色鮮やかに。
⑦ぬめりを取る
サトイモや貝は、酢を加えた水で洗うと、ぬめりが取れます。
調理例)サトイモの皮をむき、酢洗いしてからゆでるとぬめりが減ります。煮物やゴマみそあえなどに。
⑧臭みを消す
アジ、イワシ、サンマ、サバなどを煮るときに酢を加えると、臭みが抑制されます。魚の下ごしらえで酢洗いすると、生臭さが抑えられます。
調理例)サバの酢煮:サバ2切れにタマネギの薄切り、酢大さじ4、醤油小さじ2を入れ、10分ほど煮る。最後に黒コショウをふります。
⑨料理以外の活用法(これらの用途には安い穀物酢で大丈夫です)

●竹製品
竹ざるなどの竹製品は、黒いカビが生えやすいものです。時々、酢水で拭くと、殺菌ができて汚れも取れます。
●リンス
石鹸でシャンプーした場合、仕上げに洗面器一杯に、大さじ1杯の酢を入れて髪をすすぐと、さらさらになります。最後にもう一度水ですすいでください。
●柔軟剤
洗濯のすすぎに大さじ1杯の酢を入れると、柔軟剤の代わりになり、衣類の臭い防止にも。
●あせもに
200Lの浴湯に、大さじ2杯~3杯のお酢を入れると、あせもを防ぎ、肌がすべすべになります。酢の匂いは気になりません。